拡張子を表示する
1. [スタート]→([設定]→)[コントロールパネル]→[フォルダ オプション]と選ぶ。
2. [表示]タブを選択し,登録されているファイルの拡張子は表示しない 」 チェックマークをはずす
Windows ME の「フォルダ オプション」画面
Windows XP の「フォルダ オプション」画面
拡張子の表示はなぜ必要?
ファイル名の「.」(ピリオド)で区切られた一番右側の部分。PC購入時には,表示されないよう設定されている場合が多い。Microsoft Word の拡張子は「doc」,Microsoft Excel の拡張子は「xls」のように,決まっている。

開くソフトが決まっている Microsoft Word や Microsoft Excel のファイルであれば,拡張子を表示しない設定でもファイルのアイコンを見ることで,ファイルの種類を識別できる。どのPCでも同じアイコンであるため,誰が見ても識別可能である。

一方,音声ファイルは,さまざまな音声(編集)ソフトで開くことができるため,設定により,様々なアイコン表示の可能性がある(一般的に,アイコンの種類はファイルを開く設定になっているソフトに依存する)。どのソフトのアイコンかを知らないと,開いてみるまでどのソフトが起動するかわかりにくい。

さらに,拡張子表示なしのアイコンだけでは,音声未圧縮のファイル(wav / aiff など)と,音声圧縮済みのファイル(mp3 / wma など)が同じアイコン・同じファイル名で表示されてしまい,区別できない。拡張子が表示されていれば「---.wav」か「---.mp3」かで区別できるのである。

音声編集では,未圧縮か圧縮済かの区別が重要であるため,
拡張子を表示できるようにすべきである。

ちなみに1分間の音声のファイルサイズは,
未圧縮の wav ファイルで約10MB,
圧縮済みの mp3 ファイルで約1MBである。